Medical診療案内

Caries treatment / root canal treatment 一般歯科

「虫歯の治療」や「歯周病治療」「知覚過敏の治療」などを行います。当院ではできるだけ歯を削らない、抜かないをモットーに、痛みを抑えた歯にやさしい治療を目指しています。また、虫歯や歯周病などの症状のみを改善するのではなく「なぜ発症したのか」を重視し、原因をつきとめ、再発しない治療を目指しています。

Periodontal disease 歯周病

歯周病治療には「しっかり改善したい」という気持ちが重要

「若いから歯周病にはならない」と思われている方も多いかと思いますが、現代の成人の多くが歯周病にかかっているといわれています。歯周病は慢性的な疾患のため、短期間で症状を改善できるものではありません。
長期にわたり通院が必要となるため、歯科医師が歯周病だからと治療をおすすめしたとしても、患者さまの「歯周病を改善したい」という気持ちがなければ、途中で挫折してしまうことも多いのです。そのため当院では、患者さまのペースを第一に考え、通いやすい方法を提案させていただいています。

歯周病の特徴

歯周病治療には歯科衛生士によるケアと、セルフケアどちらも大事
当院では、歯周病治療の専用ユニットで歯科衛生士がケアを行います。必要に応じて歯磨きのトレーニングやカウンセリングなど、セルフケアについてのご指導もしております。
多い方ですと1カ月に1回のペースで通われる方もいますが、セルフケアがしっかりできている方や問題のない方ならば半年に1回、または1年に1回のペースの方もおられます。定期的な検診を受けることで、お口の中に問題があったとしても、初期の段階での治療も可能になります。

Biting treatment 噛み合わせ治療

現在のところヒトのかみ合わせに、これが正常とかこれが理想という明確なものは存在しません。
治療としては、明らかに異常であるとか不正であると思われるものを除去あるいは改善することが治療の目標となります。
では、明らかな異常とはどのようなものでしょうか。先に形態的不正について説明しましたので、ここでは機能的不正について説明します。

現在のところヒトのかみ合わせに、これが正常とかこれが理想という明確なものは存在しません。
治療としては、明らかに異常であるとか不正であると思われるものを除去あるいは改善することが治療の目標となります。
では、明らかな異常とはどのようなものでしょうか。先に形態的不正について説明しましたので、ここでは機能的不正について説明します。
機能的な不正咬合の代表的なものが、「早期接触」や「咬頭干渉」で、これは、口を閉じていくと奥歯全体が同時に接触するのではなくて、ある一部の歯のみが先に接触する状態を指します。
この状態が存在すると、顎が正常な位置から偏位したり顎関節が障害を受けることがあります。
またある場合は、歯が外傷を受け知覚過敏を起こしたり歯周病を増悪させることもあります。
他に「咬合干渉」と呼ばれ顎を閉じた状態から左右にこすりあわせる時に引っかかってしまう状態を指します。
特に歯ぎしりをする場合に歯や顎関節に甚大な影響を与え、それぞれの組織に重大な疾患を引き起こすことがあります。
また、奥歯を失ったり傾斜してきたりするとかみ合わせの力を歯が負担することができなくなってきて、その分、顎の関節に負担が増えるようになります。
そのことも顎関節症の原因になります。
以上のものが、機能的不正として明らかになっているものですが、これらの異常を持っていると必ず何かしらの症状が出るというものではありません。
身体の抵抗力が強い場合には、何の異常も感じないこともあるのですが、疲れてきたり病気になったりすると、顎の周囲に異常を感じることがある場合には、これらの機能的不正を持っているかもしれません。
これらの機能的不正を除去もしくは改善するにあたっては、明確な目標(基準)が必要です。
統一されたコンセンサスがないとしても、自分なりの正常像を持ち合わせていないとかえってバランスを崩し悪化させてしまうことも考えられます。
そこで当クリニックでは、治療の目標(基準)としてシークエンシャルガイダンスオクルージョンを採用しております。
この咬合理論は、詳しくは別のページで解説しますが、歯や歯肉、顎関節に最も負荷をかける行為は歯ぎしりであり、歯ぎしりをするときに最も組織に負担がかからないかみ合わせを目指そうとする考え方です。
さらに、私が最も評価しているのはその人その人に応じたオーダーメイドのかみ合わせをデザインする点です。
従来の考え方では、良いと思うかみ合わせをすべての人に適応しようとして無理を強いていた傾向があります。
それに対し、その人の骨格や機能に応じたかみ合わせを与えようとする考え方は、きわめて自然で受け入れやすいものであると高く評価しております。
このような明確な基準をもってかみ合わせを構築していくことが当クリニックの信条で、その人に合った最も安全で機能的なかみ合わせを提供できると自負しております。

模型分析・セファロ分析

噛み合わせが悪い状態の時には、一部の歯や歯を支える骨に負担がかかってしまい、顎が開かない、動きにくい、顎関節がカクカク鳴るなどといった症状がある、顎関節症を引き起こします。顎関節症は年齢に関係なく起こる可能性があり、悪化すると激しい痛みに見舞われることもあります。
当院ではまず、上下の歯並びの模型を作製する、「模型分析」を行います。顎と歯並びの位置関係や動きを、装置を使ってシミュレーションを行い、上下それぞれの歯や歯並びの形、大きさを診査します。また、正面と側面の顎顔面部のレントゲンを撮って骨格を分析する「セファロ分析」をすることにより、その人に合ったオーダーメードの治療も可能です。

顎機能分析する装置を使用しております

当院では、顎関節の動きをトレースして顎の機能を分析するために、「顎機能咬合診断システム」を使用しております。口を開いたり閉じたり、前に出したり戻したり、発音、嚥下、咀嚼、歯ぎしりといった運動をする時の関節の動きをトレースし、機能的に不正がないかを分析します。
これらの検査には時間や費用の負担はありますが、カウンセリングだけでは把握することができない、潜在的に持っている疾患を把握することができます。そのためこの検査は治療を進めるにあたって、必要な検査となります。

Information 診療案内

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